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ブルースからみるギター史

僕もあまりよく分かってない音楽史を俯瞰してみようとする取り組みです

足りてないところ、間違っているところは許してくれ

 

1 ブルース前史

19世紀後半からアメリカ南部では多くの音楽が生まれる

カントリー、ジャズ、そしてブルース

ブルースは音楽形式であり、ジャンルであり、黒人の生活の歌でもあった

ブルースのルーツは多くが語られており、労働歌、宗教歌、歌謡曲などがそれだ

 

そしてアフリカからアメリカへ強制移住させられた人々なしに語れない。

 

1492年にコロンブスアメリカ大陸を見つけてから1861年に至るまで連行され

黒人たちは全く違う環境下での生活を強いられる1863年奴隷解放宣言)

北米ではアフリカ起源の楽器やダンスなどを厳しく禁止したのに対し

カリブ海では中南米では比較的ゆるかったそうだ

カトリックプロテスタントが影響している

彼らがどんな演奏をしていたのか録音技術がない時代なので、知る由もないが

文献ではうめき、詠唱、救いの叫びなどと書かれている

アフリカでは共同社会が中心で大人数で踊ったり唄ったりするものらしい

 

1800頃からが黒人聖歌の時代とされる

聖書の言葉、コール&レスポンス、アフリカ由来のリズム、ヨーロッパからもたらされたスコットランドアイルランドブルーノートスケールの旋律、繰り返し、シャウトなどが混ざり合い形成される

 

労働の中で歌われるワークソング、集団で力を合わせるためのリズムでフレーズを歌い、呼応するコール&レスポンスが中心

奴隷解放後の一人で歌うためのフィールドハラー

パーティのための歌などブルースのルーツは生活に密着している

この辺りは音源探せば見つかる

 

初期はバンジョーや動物の骨、19世紀後期からはギターが普及する

ヨーロッパから伝承歌が伝わり黒人の英雄や悪魔、事件などをテーマにバラッドが作られるようになる

それまであった黒人のメロディとバラッドのコード進行を持った定型がブルースの成立に関わったといわれている

 

2 ブルースの発見

1903年WCハンディによってブルースは発見される。

自伝では列車で眠って居た際に黒人が演奏し始め「男はギターの弦にナイフを押し付けながら演奏していた」「私がこれまで聞いたこともない奇妙な音楽をギターで奏でていた」

20世紀初頭では黒人の音楽家でも奇妙な音楽だったようだ。

その後、ブルースの12小節のパターンを用いて「メンフィスブルース」という曲が作られる

ほとんどラグタイムのような曲で、音楽的にブルースらしさは感じられない

その後デキシーランドジャズバンドやジャズ・コンボで~ブルースという曲が増える

ジャズバンドが主体で田舎風のギターやヴァイオリンはなかったそう

ペッシースミス、アイダコミックスなど、、、

その後、ギターを用いた「デルタブルース」や「カントリーブルース」が録音されていくようになる(1920年代)

 

3 ブルースの3つの源流

初期のアコースティックギターを用いた1900-40にかけてをカントリーブルースと言われる

 

ミシシッピ・デルタ・ブルース

白人との乖離が最も激しかった地域でアフリカのプリミティブなもの

リズムも12小節を守らずボトルネックでヒステリックに響き、不協和音も厭わないスタイルもあった

チャーリーパットン、サンハウス、より洗練されロバートジョンソンなどが生まれる

 

テキサスブルース

開放政策の進んでいた地域で比較的メロディアスで現代の形に一番近いスタイル

ブラインド・レモン・ジェファーソン、テキサスアレキサンダーなど

 

イーストコーストブルース

奴隷時代からある程度開放的で白人文化の影響を強く受けている

カントリーやバラッドの影響を受けラグタイムや後のフォークに影響を与える

ハーモニーを重視し西洋的に発展していく

ブラインドブレイク、ブラインドボーイフラーなど

 

4 ブルースの都市化 モダンブルースへ

第一次世界大戦(1914-18)を皮切りに軍事産業で活気づくNYやシカゴなどの都市へ北米する

都市部に展開するにつれ、ピアノとのデュオやバンドなどにエンタメ化、洗練されていくシティブルース

単音引きのギターソロなど見られるようになる

リロイ・カー、ロニージョンソンなど

 

ジャズバンドやピアノをバックに歌うクラシックブルースはブルースとジャズを繋ぎながらジャズに吸収されていく(1930年後半)

ペッシースミス、アイダコミックスなど、、

 

40-50年代、世界恐慌から第二次世界大戦にかけてまた多くの黒人が都市へ大移動をする

 

またブルースがジャズに接近することになる アーバンジャズ

Tボーン・ウォーカーが初めてエレキギターを取り入れる

チャーリークリスチャン(ジャズの初エレキギター)や単音弾きのソロをしていたロニージョンソンらと友好があり、コンボのバンドをバックにイントロや間奏のギターソロを入れる様になる

エレキギターだから成しえたことだろう

 

シカゴではシティブルースの反動としてまた泥臭いミシシッピデルタブルースエレキギター、バンドを通して行われる シカゴブルース

マディウォーターズなど

チャックベリーがこの頃のブルースに影響を受け、音使い、泥臭さなどがロックンロール、ロックなどに受け継がれていく

 

その後ラジオの普及やBBキングらによって統合されていく。 モダンブルース

 

5 ブルースの多様化

この辺りから文献知らないのでまたあったら加筆するかも

ロックはもちろん、ファンクやヒップホップなんかと近づいたりしているらしい

全部ブルーススケール使うし何を持ってブルースの曲とするかも僕には難しいが、、、

ブルースの形式上で引き倒すのがブルースだと思ってます。

 

1960年前半からイギリスへアメリカのブルースのレコードが輸入されブームに

ローリングストーンズ、クリーム、アニマルズなどブルースに影響された世代がアメリカに逆輸入される形で入ってくる

エリッククラプトンとかジミヘンドリックスとかが科学反応を起こしてその後の音楽を作っていく ブルースロック

 

ブルースファンクの人はアルバートコリンズとかリトルサニーとか

 

あなたの聞き方を変えるジャズ史 村井康司

ブルース wiki

https://ja.wikipedia.org/wiki/ブルース

ブルースの歴史と偉人伝

https://www.aki-f.com/kouza/academy/

sloth studio

https://sloth-studio.net/music/407/

シンガーソングライター 飯田正樹の音楽知識のすべて

https://iida-masaki.com/ongaku/bluesrock.html